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卵子闇市場 中国共産党の特色

2011年11月20日
【新唐人2011年11月21日付ニュース】最近中国各地で、卵子の闇市場が見つかりました。狙いを定めるのは、若くて、容貌と知識を兼ね備えた名門大学の女子大生。女性の条件によって、卵子の値段も変わってきます。闇市場の背景には、中国人のモラル崩壊があるといわれます。

中国メディアによると、北京、広州、江蘇省などで「卵子の闇市場」が暗躍。健康診断から、卵子の採取、代理出産まで、多くのブローカーが関わっています。狙いとなるのは、北京大学や清華大学の女子大生。数万元の値段がつくそうです。

北京の大学キャンパスではよく、卵子の購入あるいは寄付を求める広告が見られます。卵子の購入希望者と提供者は、個人的に接触し、取引を行います。

女子大生が金稼ぎのために卵子を売る背景には、モラル崩壊があるとの指摘があります。

中国問題専門家 趙遠明さん:「第一に共産党は政権樹立以来反右派闘争などで、知識人の精神的な柱を破壊しました。現在 中国の知識人は気骨がありません。知識人としてあるべき人格を全うできません。第二に中国は現在知性だけでは豊かになれません。コネがないとだめです」

しかし「卵子売買」の最大の社会問題は、次の世代の血縁関係の乱れです。闇市場で卵子が売買される場合、登録されていない上、数の制限もありません。そこで将来的には、知らないうちに近親の間で交配が起こる恐れもあります。

中国問題専門家 趙遠明さん:「このような倫理の乱れは大きな混乱を招きます。今後 精神的にモラルや感情面や、血縁上でも混乱が起こるでしょう。しかし彼女たちはそれらを考えず、社会への責任感がありません」

中国メディアの報道によると、中国では精子や卵子の取引だけではなく、臓器の売買すらあります。詐欺や暴力などの手段で、他人の臓器を奪う事件すら多発。金儲けさえ出来れば、臓器の出所を問わない病院があるため、各臓器の売買市場が暗躍しています。

「法輪功迫害追跡調査国際組織」とカナダの弁護士の調査によると、中国では生きたまま法輪功学習者から臓器を奪う現象が広く存在するそうです。

「法輪功迫害追跡調査国際組織」 汪志遠さん:「2000年頃から始まり、2000~2003年がピークでした。中国23の省・市・自治区の大病院で行われました。最初のターゲットは北京に陳情した名を明かさない、法輪功学習者でした。麻酔薬も打たないで臓器を奪ったそうです。心臓 肝臓 肺 角膜など、後で死体を焼却します」

この調査組織のサイトでは、遼寧省の警察官の録音を聴くことができます。この警官は、法輪功学習者が生きたまま臓器を奪われた際、現場で警備をしていました。

遼寧省警察官の証言録音:「遼寧省公安庁(警察)の事務局がとにかく機密部門が2人派遣しました。解放軍瀋陽陸軍総病院の軍医と第二軍大学卒業の医師、我々が学習者を手術室に送ると医者は手術を始めました。麻酔なしでメスを胸に突き刺しました。医者の手は全く震えていませんでした。私だったら震えますが、銃を手に現場で警備していると、皮膚が切り裂かれ、彼女は“あ~っ”と叫んだ後“法輪功はすばらしい”と叫びました」


長年、良心の呵責に苦しんだため、警官は自分の目で見た真相を暴露することにしました。

「卵子売買」に関する報道では、「もし医学の進歩がモラルと倫理の後退をもたらすのなら、それは人類の悲劇かもしれない」と述べています。

新唐人テレビがお伝えしました。

-【禁闻】卵子黑市-中共特色.html

 

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